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スライドシェアの紹介と感想【毎日更新】

未来のデザイナー論 -変化するデザイン環境と、デザイナーに求められる変化-

Goodpatch, Inc Satoru MURAKOSHI 未来のデザイナー論 -変化するデザイン環境と、デザイナーに求められる変化- 2015/11/06 @ Schoo
 
株式会社グッドパッチの 村越 悟 さんが、Schooにて2015/11/6に配信した授業のスライド。
 
これからのデザイナーはどんな仕事になっていくかが書かれています。
今年になってデザインの重要性の周知は加速していますが、
なぜ重要であるのかが、このスライドではスッキリと明文化されています。
 
書かれているのは、6ページ目のスライド
・日本では、まだまだデザインの価値認識が低く、マネージメント層がデザインに投資できる会社は非常に少ない。
・機能やスペックでプロダクトが売れる時代は終わった。そのためロジックではなく感情を動かせるプロダクトを作る必要がある。
・そのような製品を作るためには、ユーザーのインサイトを読み取り、ユーザー体験をデザインすることが必要。
 
なんとなく感じていることを明文化してもらうと、もやが晴れたような気分になりますね。
 
続いての本文では、デザイン領域がどのように拡張しているかや、事業としての視点が書かれています。
デザイン領域の拡大については、デザインの範囲が、画面から体験へと拡張したこと。
事業側としては、UXデザインを完成させることが、ビジネスモデルより優先されるべきだということが書かれています。
 
デザインという日本語は、長らくグラフィックデザインや、装飾を考えることとして使われてきたと感じていますが、ユーザーの体験を考えることがデザインだというふうに再定義が進んでいます。しかし、いまだに業界によって、文脈によって、どちらの意味にも使われることがあり、注意が必要な言葉です。
これからデザインをやろうと思うにあたって、日常の中の小さな煩わしさを、どう捉え、解決していくかを考えることから、デザインを始めてもいいのかなと思いました。