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スライドシェアの紹介と感想【毎日更新】

セブンイレブンのコーヒーから分かる!デザインの重要性【勘違いUI/UXデザイン】

今日は、UIとUXの違いをちゃんと言える大人になりたいと思って
松井沙織さんの「勘違いUI/UXデザイン」をチェックしました。
 
学びのポイントは2つ
①UX(ユーザー体験)のうち、製品の見た目や仕様がUI(ユーザーインターフェース
つまりUI∈UX
②UIデザインは独立せず、大きなUXの流れを表現するものであるべき
 
この②を説明する例が、セブンイレブンのコーヒーメーカーです。
おしゃれ=使いやすさではないことの例として挙げられています。
これは気づかなかったけれど凄く身近な例だなぁとおもって感動しました。
私の母も以前、大きいサイズを買ったのに、小さいサイズのボタンを押してしまい
半分ぐらいしか入らなかったと怒っていたことがありました。(ちゃんと読もう)
その時私は、買ったコップに書いてあったのに読まない母が悪いと思っていましたが、
しばらくしてからそのコンビニのコーヒーメーカーには
テプラで作られた注意書きが貼られるようになりました。
(スライドの写真のようなものです)
こうやってこの例にバッチリハマる出来事が私の生活にも起きているのに
今までなんとなく見過ごしてきたんだなぁと思うと
ちょっと悔しい気持ちです。
デザインで解決できそうなこと、日常の中から発見していきたいと思いました。
 
 
 
 
と考えて今日いちにち向き合ってみた結果。
すごく細かいことなのですが、3色ボールペンの順番を変えたいと思いました。
私の3色ボールペンは、回転させることで3色の芯が順番に出てくるのです。
反時計回りに回転させて、黒ボールペン、赤ボールペン、シャーペン
が順番に出てきます。
私が使う頻度が高い順だと、黒ボールペン>シャーペン>赤ボールペンなので、
黒ボールペンとシャーペンが隣り合っていた方が使いやすいのです。
しかし毎回赤を経由してシャーペンを出すことになります。
芯をさす順番を変えてもいいのですが、第一本体に色の順番が書いてあり、(B R 0.5)変えると表示と合わなくなってしまい、他人に貸した時に勘違いが起こってしまいそうです。次に、シャーペンの位置が固定されています。
これをデザインで解決しようと思うと
①製品の順番を黒ボールペン・シャーペン・赤ボールペンに変える
②芯をさす順番で、表示が変わるようにする
③順番に出すのではなく、いつでも好きな色が出せる機構にする
④シャーペンの位置を固定せず、どこでも好きな色の芯をさせるようにする
と言ったことが浮かびます。
①は個人に合わせるものですが、3色の並び順が違うバージョンをいくつも販売すれば、多くの人に対応できます。繰り出し順の表示を相当わかりやすくしないと、現場に混乱が起こりそうですが、、、。
②と④は是非合わせ技で実現して欲しいところです。
芯の色の見せ方は、リフィル式ボールペンで様々な取り組みが行われています。私はぺんてるさんのslicciesの見せ方が一番好きだったのですが、シャープが入らないなぁと思っていたら、いつの間にかi+に変わっていました。なんにせよ芯を見せつつ高級感を出すのは難しそうです。そこを是非デザインで解決して欲しい。
③今回は回転をベースで考えているので難しそうですが、極論2色ならこの案は実現できます。しかし3色の回転で、好きな色を他の色を経由せずに出す方法が思い浮かばないので、この方法はなしです。
 
ということで、2と4を合わせることで、この問題をデザインで解決できるのではと考えました。
ということで今日の「いや、ペン持ち替えろよ」でした。